4時ごろ目が覚め、寝ぼけ眼で海を見るとまだ星が残り船の灯りが散らばっていた。今日は石川県へ入る。
道の駅氷見の公園にある展望台。スマホ撮影用のスタンドがあったが見事に逆光。
富山湾岸サイクリングコース。全長は100kmを超える長いコース。青い導線は途切れている箇所が少なく整備されている。
やっと石川県に入った。
昼飯をどうするかで迷い、七尾駅前の中華料理屋さんへ。天津丼カツのせが美味かった。先日通販でブラケットカバーを七尾のファミマ宛に注文しており、それが今日届く予定なのだが、まだ到着の連絡がこない。
能登のお祭りで最初に調べる予定の青柏祭。その祭りはこの大地主(オオトコヌシ)神社で5月に催される。デカ山と呼ばれる高さ12mもある山車が3台、七尾市街を回る。神社には小さい藤棚と説明版があった。七尾駅前にはミスドがあり、そこで荷物が届くまで待とうと会計した数分後に到着のメールがきた。ミスド寄る必要なかった...
七尾駅から北へ行くと和倉温泉という温泉街があり、そこに去年開館したお祭り会館がある。急ぎ足で走り、閉館まで2時間半くらいの時間に到着した。
受付をし、展示室前のホールには能登半島の多種多様なお祭りについてのボードや垂れ幕があった。それにしても多い、多すぎる。
展示室に入ると、曳山の体験がすぐに始まった。スクリーンの下から縄が出ている。自分以外に数名の老若男女、まだ展示を見てないので何をしているのかさっぱりわからなかったが、縄がとても重かった。
この会館では七尾の周辺の4つの祭りについて展示している。
先程行った七尾の曳山まつり、青柏祭。
和倉地域の石崎(イッサキ)奉燈祭。
能登島中央の向田火祭。
和倉の北西、中島地域のお熊甲祭り。
能登の祭事で重要なのがキリコとも呼ばれる奉燈。青柏祭が一番古く、奉燈がデカくて規模も大きいことから他の地域も負けじと地元の祭りを発展させて行って今の多種多様な祭りがある状況になったそうだ。気づけば閉館まで10分、ギリギリ全てを見ながら手帳に書き込めた。それをこの記事に書こうとすると、おそらくめっちゃ長くなる。別の記事にしようとして後回しにし結局蔵入りだけは避けないと...
クリアファイルを買って職員さんと話す。今年も能登のお祭りは全て中止、能登の住民は相当肩を落としているそうだ。この会館もオープンしてまだ祭りを迎えられていない。それでもこの会館では、地元の子供達のために体験会や太鼓の演奏会を催す予定だそうだ。時期が少し遅かったのなら見れたかもしれない。結局閉館10分過ぎまで話してしまい、お礼を伝えて退館した。
さて、寝床を探さなければならないがとりあえず風呂、弁天湯という公衆浴場へ向かうも道に迷う。この迷った細い道を、大きな奉燈が通るのだから実際見れたら光景に驚くのだろう。
風呂を済ませ、能登島大橋が見える公園へ辿り着いた。良さげな場所だ。今日はここで野宿となった。
明日も無事であります様、気をつけます。