【110】魚津-富山

秋田から気付けば700km、整備をしなければ。快活を7時過ぎに出て、日陰と水場のある場所を探し、滑川のスポーツ広場に辿り着いた。ここまで約5700km、FDのワイヤーが少しほつれ、右ブラケットカバーが裂けてしまった。走行感に異常は感じられないが、一度どこかのお店で点検してもらったほうがいいんのだろうか。

昼過ぎに整備を終わらせ、富山市へ向かう。途中ラーメン屋で富山ブラックラーメンをいただいたのだが、うまいがとてもしょっぱい。なんとも言えない味だった。富山市の中心部に入ると路面電車が走っていた。函館以来だ。車両と駅は富山の方が新しくて綺麗だ。今回は乗らないが、路面電車の走る街は憧れる。f:id:RSSHAKE:20210722233426j:image

越中富山の薬売り、反魂丹という薬は富山にきて初めて知った。売薬は江戸の富山藩が財政難から逃れるべく成長させてきた産業。配置薬は富山が始まりだったとは。売薬と共に成長したのがガラス加工、中心街の歩道にはガラスアートの展示が点在している。
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富山城址周辺は通行止め規制が敷かれていた。カースタントを伴う撮影が行われていて、有料配信チャンネルの作品らしい。城址公園には富山藩二代目藩主の前田正甫の全身像がある。この方が富山売薬の基礎を築いたそうだ。
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城址公園の北、富山駅を越えると富岩運河環水公園がある。大きい公園としか思っていなかったが、噴水、イルミネーション、想像以上だった。ここのスタバは日本一美しいとかなんとか。今日から休日で子供連れがたくさん。ちょうど夕暮れ時で、水辺には写真を撮ってる人が大勢いた。北の岩瀬からこの公園までの運河を富岩運河と呼び、運河開削で発生した土砂を神通川周辺の整備に充てるなど画期的な工事だったそうだ。周辺に工場が多く建設され水質汚染の問題を抱えているらしい。富山の街づくりの拠点として活躍している公園だった。
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色々調べたいことがあるので今日も富山駅の南にある快活へ行くのだが、駅前を走る路面電車がカッコいい。特にCENTRAMと書かれた車体は白く美しくカッコいい。富山は北関東のどの市よりも綺麗で栄えた印象だった。
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駅から南に走る大きな道路沿いにもライトアップされた噴水のある公園があった。明日も無事であります様、気をつけます。
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