【127】高松-徳島市

どうやら今夜、台風が九州四国を通過するようだ。昨日も漫喫、今日も漫喫。徳島市まで進む。高松にあるうどんの有名店は朝から行列ができていた。人混みは避けねば。朝食は抜きとなった。さぬき市、東かがわ市を抜けて鳴門へ向かう。f:id:RSSHAKE:20210821174542j:image

徳島県香川県の境に大坂峠がある。地図で見ると曲線ばかりのヤバげな峠。昔、阿波の女性が讃岐に嫁ぐ際にはこの峠を越えていくので、この峠は花嫁の道と呼ばれていたそうだ。「讃岐男に阿波女、伊予の学者に、土佐の高知は鬼侍。」四国の人柄を表す言葉だそうだ。高知だけこき下ろされてる感じがするが、、、この峠は越えず海沿いを進む。
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いよいよ最後の徳島県、県境の手前で30分ほど休む。鳴門スカイラインというよさげな道があったのだが、坂を上る気になれなかった。ここを経由すれば大塚国際美術館、鳴門大橋までたどり着く。
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だんだんと雲行きが悪くなってきた。特に見たいものがあったわけではないが、徳島阿波踊り空港へ。大型ディスプレイには阿波踊り祖谷渓など徳島の観光情報が映し出されている。お盆まであと数日、この時期に四国にいることはおそらく今後ないのだろう。航空機の発着はない時間帯だった。
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吉野川の河口近くにかかる阿波しらさぎ大橋。手前の吉野川大橋から見ると、白い照明が横一線に伸びている。風がとても強くなってきた。今夜は徳島市の漫喫で台風をしのがなければならない。
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台風が接近する直前の雨雲レーダー。店内は風の音が大きく響いている。
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明日も無事でありますよう、気をつけます。

【126】丸亀-高松

徳島から東京へのフェリーは。丁度徳島に着く日が休航のスケジュール。残りの日数は少ないが、急いで走るよりかは1日追加して中間を設けたほうがよさそうだ。今日のところは高松市までゆっくり走ろう。

丸亀城、見ないで進む予定だった。綺麗な石垣で有名な城だそうだ。間詰め石が多く、少し離れれば壁のように見える。今日はとんでもなく暑い。城の周りでランニングをしている人が複数、伴走がついている人もいた。f:id:RSSHAKE:20210821174432j:image
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香川はうどん、道路沿いに建つうどん屋の多さよ。有名店は探していないが、立ち寄ったお店のうどんがおいしい事は関東では感じられないだろう。「セルフうどん」という言葉は初めて聞いた。全国チェーンの丸亀製麺とかで見られる、レーンに並び、うどんを湯掻いてもらい、サイドメニューを取ってレジへ進みうどんを受け取り会計という仕組み。香川では昔からこの仕組みはあったが、店の形態としたのは岡山のうどん屋さんが初らしい。自分で湯掻く店もあるそうだ。
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坂出市大崎半島の根本を突っ切る讃岐浜街道を走り高松市へ。レグザムという名を冠した施設が複数あった。電子機器、スノボ用品を作っている会社だそうだ。f:id:RSSHAKE:20210821174400j:image

高松市に着いたのはお昼過ぎ、市内の施設はほぼ、お盆期間中の混雑を回避するために閉館中だった。
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高松港では女木島男木島、小豆島、直島へ向かうフェリーが停泊している。船の往来を長いこと眺めていた。何を調べようという気にならない、なぜなんだろう。
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高松港の先には「せとしるべ」という灯台へ続く長い防波堤がある。夜には灯台が赤く光る。夕暮れから段々赤みを増す灯台は綺麗だった。
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あと2日。明日も無事でありますよう、気をつけます。f:id:RSSHAKE:20210831141449j:image

【125】東予-丸亀

目が覚めると船は東予港に接岸していた。下船開始から一時間で船から降りればよく、朝食を済ませてから下船した。下船板のでかい凹凸からくる衝撃で残っていた眠気は吹っ飛んだ。港を出てすぐは曇り空だったが、産業道路と呼ばれる大通りに出ると太陽光が雲間から差し始めた。山々の連なり方がすごい。東北や北海道、北陸にもこんな連なりはなかった。f:id:RSSHAKE:20210821174243j:image

新居浜にて地図の回収と洗濯を済ませ、天満峠を越えて四国中央市へと進む。峠を越える頃に天候は晴れに変わる。暑いのにはもう慣れた。四国中央市が見えてくる。山の迫力がすごい。海、畑、町、山が視界に収まる。すごく美しい。
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四国中央市を通り抜け、いよいよ香川県に入る。観音寺市といえば、瀬戸の花嫁の舞台だ。カントリーサインにある山車は太鼓台と呼ばれるもの。豊浜には讃岐ちょうさ祭りがあり、例年なら10月ごろに行われる。ちょうさ会館が国道沿いにあるが、残念ながら閉館時間を過ぎていた。
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どでかい積乱雲が東の空に浮かんでいる。香川と徳島の県境の山だろうか。父母ヶ浜へ向かう。鏡のような静かな潮だまりが空を映す、ウユニ塩湖のような写真が撮れる場所として三豊市の観光局が推している。
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f:id:RSSHAKE:20210821174235j:image700mくらいの砂浜に100人くらい、そこそこの人。中央部に人が集中していた。そこに行くのも嫌なので、観音寺市側から来てすぐの場所で写真を撮った。ちょうど日の入りに雲がかかり、風が少し吹いていた。燧灘と蔦島、遠くに広島、荘内半島が見える。

昔、子供を探していた夫婦が峠で賊に襲われた。そこに探していた子供が現れ、身代わりとしてその首を賊にはねられた。というのが父母ヶ浜の由来だそうだ。子供がなぜ身代わりで首をはねられ、大人が助かるのだろうか。調べると別の由来があった。子供探しの末、夫婦はあるお堂に籠りお地蔵さんに願掛けをしていた。ある夜賊が襲ってきたが、お地蔵さんの首が切られただけで夫婦は無事だった。その後、実は探していた息子がその賊だったことが分かった。というものらしい。父母ヶ浜の南、観音寺市へ向かう途中の天王という地区に地蔵堂がある。そこらへんがこの地名にゆかりがあるのだろう。

荘内半島の根本、詫間を抜けて丸亀市の漫喫へ向かう。野宿やキャンプをもうしないので夜まで走れるが、本来だったら多分、父母ヶ浜の外れで野宿をしていたのだろう。明日も無事であります様、気を付けます。f:id:RSSHAKE:20210830134658j:image

【124】京都-大阪-東予

本来ならば四国へはしまなみ海道を経由して入る予定だった。しかし、大阪からフェリーで四国へ入り、徳島からのフェリーで東京へ戻り、家へ帰ることに決めた。

2日いた京都を離れるが、その前に平等院鳳凰堂へ行かなければならない。金閣寺でシャッターを頼まれた人から平等院を推されていたのだ。宇治市へ周り道。

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慣れてはいたが、暑い。汗が止まらない。
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自転車を置く場所に迷っていると、職員の人が案内してくれた。堂内は飲食物の持ち込みは禁止されているが、ペットボトル飲料ならばOKとのこと。参道にある自販機は儲かりそうだ。暑さしのぎのミストが出てはいるが、すぐ上昇してしまいその効果があるのかどうか。「極楽いぶかしくば 宇治の御寺をうやまへ」平安に記されたこの一節はHPにも書いてある。
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f:id:RSSHAKE:20210818162840j:image末法の世界では仏の教えが乱れ、天災が起こり治安が悪くなる。そんな世に生きる人間は救いをどこに求めるのか。極楽浄土、行けば苦しみが解放され、心穏やかに暮らすことができる。よくわからない世界観ではあるが、この平等院はその極楽浄土を現世に再現するために建造されたという。中堂棟上の1対の鳳凰が綺麗だ。中堂を正面に眺められる広場に敷かれた砂利が高温で、膝をついたときに思わず声が出る。平等蓮がいい感じの場所においてある。f:id:RSSHAKE:20210818162829j:image

14時ごろに平等院を後にし、大阪港へ向かう。淀川をずっと下って行ったが、一定間隔に設置された柵がとても通りにくい。大阪はコロナの感染者が多い都市、寄り道はしていられない。大阪城通天閣を横目に走る。
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四国オレンジフェリー、大阪南港から愛媛県東予までを結ぶ。南港についたのは21時ごろ、フェリーの出発は22時宇治からここまで7時間と長かった。目を覚ませば四国、いろいろ複雑な心境だが、とりあえずはその最初の光景を楽しみにしよう。
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明日も無事であります様、気を付けます。f:id:RSSHAKE:20210821185535j:image

【122・123】大津-京都

大津に着いたその夜は満喫で過ごし、朝に目覚めると疲労を真っ先に感じた。外は土砂降りの雨、しかし数時間後にはやむようだ。昼ごろまで外で待機して雨が止んだ頃、京都へ向かう。国道1号という自転車には不向きな道路が1番の近道。バンバン車が通る横をビビりながら進む。

山科区を過ぎ、京都駅まで辿り着いた。今更だが、ヨドバシでタムロンの便利ズームを買う。まだ壊れていない望遠レンズと範囲が被るが、これで広角もカメラで撮れる。最初からこれを買っておけば良かったか...
烏丸五条に一泊2000円程で泊まれる宿がある。今夜と明日、2泊して写真を撮りに回る。思えば最後に京都へ訪れたのは10年以上も前。特に京都らしい思い出も何もないが、伏見稲荷神社は未だに見れていない。市電とバスの一日券で回れるだけ回ってみよう。

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f:id:RSSHAKE:20210818150611j:image最初にどこへ行こうか迷い、結局金閣寺。風が少し吹き水面にはぼやけた金閣が写っている。青空には雲が広がり、それが綺麗で柵に腰掛け30分近く眺めてしまう。カメラのシャッターをお願いされる。映えを狙っているのか、やけに構図の指定が多い。ズームをしてはいけないようだ。


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f:id:RSSHAKE:20210818150625j:image千本鳥居で有名な伏見稲荷神社。強い日差しが狭い鳥居の間から差し、強烈な朱色が鮮明に目に焼き付く。てっぺんまでは徒歩約40分ほど。とてもしんどい。五等分の花嫁にこのてっぺんの場所が出てくるのだが、登場人物たちはそこまで走ってたどり着いている。なんという体力だ。

f:id:RSSHAKE:20210818150615j:imagef:id:RSSHAKE:20210818150633j:image閉館間近の清水寺。舞台には人がいない。

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f:id:RSSHAKE:20210818150643j:image清水寺へ至る坂道。ちょうど夕日が沈む頃、人通りはかなり少ない。

f:id:RSSHAKE:20210818150618j:imageカップルが均等間隔で座るあの川辺。本当にそうだった。

清水寺から烏丸五条の宿まで歩いたが結構な距離だった。立ち食い蕎麦屋であの日いただけなかった鰊蕎麦を食べ、四条通りを歩く。とんでもない人の数だ。f:id:RSSHAKE:20210818150621j:image

明日も無事でありますよう、気をつけます。f:id:RSSHAKE:20210818162640j:image
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