【124】京都-大阪-東予

本来ならば四国へはしまなみ海道を経由して入る予定だった。しかし、大阪からフェリーで四国へ入り、徳島からのフェリーで東京へ戻り、家へ帰ることに決めた。

2日いた京都を離れるが、その前に平等院鳳凰堂へ行かなければならない。金閣寺でシャッターを頼まれた人から平等院を推されていたのだ。宇治市へ周り道。

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慣れてはいたが、暑い。汗が止まらない。
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自転車を置く場所に迷っていると、職員の人が案内してくれた。堂内は飲食物の持ち込みは禁止されているが、ペットボトル飲料ならばOKとのこと。参道にある自販機は儲かりそうだ。暑さしのぎのミストが出てはいるが、すぐ上昇してしまいその効果があるのかどうか。「極楽いぶかしくば 宇治の御寺をうやまへ」平安に記されたこの一節はHPにも書いてある。
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f:id:RSSHAKE:20210818162840j:image末法の世界では仏の教えが乱れ、天災が起こり治安が悪くなる。そんな世に生きる人間は救いをどこに求めるのか。極楽浄土、行けば苦しみが解放され、心穏やかに暮らすことができる。よくわからない世界観ではあるが、この平等院はその極楽浄土を現世に再現するために建造されたという。中堂棟上の1対の鳳凰が綺麗だ。中堂を正面に眺められる広場に敷かれた砂利が高温で、膝をついたときに思わず声が出る。平等蓮がいい感じの場所においてある。f:id:RSSHAKE:20210818162829j:image

14時ごろに平等院を後にし、大阪港へ向かう。淀川をずっと下って行ったが、一定間隔に設置された柵がとても通りにくい。大阪はコロナの感染者が多い都市、寄り道はしていられない。大阪城通天閣を横目に走る。
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四国オレンジフェリー、大阪南港から愛媛県東予までを結ぶ。南港についたのは21時ごろ、フェリーの出発は22時宇治からここまで7時間と長かった。目を覚ませば四国、いろいろ複雑な心境だが、とりあえずはその最初の光景を楽しみにしよう。
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明日も無事であります様、気を付けます。f:id:RSSHAKE:20210821185535j:image