雨上がりの快晴は最高だ。テントはよく乾くが、日焼けが進むのが困り事。遂に本州最北端、大間崎に行く。
薬研野営場を出る前に施設の写真を撮る。いいところだった。去年よりも人は来ているそうだが、それでも少ないらしい。
県道279号へ合流するまでの山道、ガードレールに小目名(こめな)神楽の絵が書いてある。後で調べよう。
大畑で279号に合流する。道が新しい。橋から尻屋崎がうっすらと見える。風間浦村を通り大間へ向かうこの道は海沿いの景色、遠くに北海道を見ながら走れる快走路だった。
目の前に広がる山が少なくなる頃、遂にこの青看板が出てきた。
ここから3kmほど進むと、大間崎に到着。あのマグロと腕のモニュメント、1998年に建てられたのか、意外に新しい。すぐ近くのお土産屋さんで、欲しかった下北半島のキーホルダーと最北端到達証明書を買う。
モニュメントの近くには休憩所があり、そこには大間についての案内板が複数ある。ブラキストン線についての板が一番興味をそそられる
青函トンネルができた後、青森でキタキツネの生息が確認されているそうだ。エキノコックスマジ怖い。
大間岬から南へ降るとやっとコインランドリーがあったので洗濯を済ます。待っている間、デルウィンさんという方が声をかけてくれた。写真をよく撮るそうで、特に野鳥の撮影が大好きだそうだ。港へウミネコを撮りに行くことになった。
コロナが広まる前までは東京にいたそうだが、友人のつてで今は大間に住んでいるそうだ。今年に冬は特に寒かったらしい。
日の入り前で鳥がいない、デルウィンさんが食パンをちぎり、海に投げてしばらくすると一羽やってきた。いったいどこからきたのか。すぐに十数羽が群がってきた。
最後に一緒に写真を撮り別れる。マグロより牛の方が美味しいとの事だ。
テントサイトに戻り、設営してモニュメントと夕日を撮りに行く。撮ろうと思って撮るのは初めてかもしれない。
今日は空にISSが見えるらしい。関東は31℃を超えたそうだ。ここは14℃だった。快晴で星が広がっている。頭だけ出して星空を眺めた後、眠りについた。
明日も無事でありますよう、気をつけます。