釧路に着いた翌日は1日滞在を予定していた。積算距離が3800kmで整備をしたいのと、釧路湿原を見たかったからだ。湿原へは少し坂を登るので、午前から向かい、帰ってきたら整備を済ます。
国道から北上し、小さな峠を越えて達古武湖を横目に細岡展望台へむかう。対岸にはキャンプ場があった。
当初は電車で行こうかと考えていたが、都合の良い時間がなかったため諦めた。踏切を超えるとカヌーポートがあった。途中工事・危険箇所で航行できない区間があるが屈斜路湖から航行できるらしい。
カヌーポートを過ぎると道路幅員は狭まり、砂利坂が始まる。何台か車が追い越して行き、砂を巻き上げ去っていく。展望台近くにはビジターズラウンジがあり、ソフトクリームやお土産を販売し、湿原の展示もある。写真も販売していて、線路上で寛ぐキタキツネの親子、雪を吹き飛ばして走るSL冬の湿原号の写真を買ってしまった。魅力的だったのだ...
細岡展望台へは徒歩で大体5分。少し晴れ間も見えてきた。蛇行する釧路川と湿原が視界に広がる。西側の展望台まで見渡せる。南には釧路の街があるとは思えない。動物がいないか目を凝らして見るが、全くわからない、家を出た時よりも目が悪くなった気がする。
展望台の駐車場から、釧路湿原駅まで行ける。電車には興味はないが、ここまできたので行ってみる。駅の看板より民宿の看板のが目立っているため危うく道を間違えそうになった。ログハウスのような綺麗な駅舎の中には花瓶が置かれて机があった。コカコーラの自販機も置いてある。
電車が来るまでは40分以上ある。撮りたいとは思わないので待たないが、駅舎とかを見ているうちに後20分まで時間が過ぎた。電車の時間を間違えるとここから帰るのはきっと大変だろう...
きた道を引き返す。そうしない道もあるのだが、ラウンジの人に聞くと絶対きた道を戻るのがいいそうだ。車で行った若人がパンクして動けなくなったこともあるらしい。そんな道へ自転車では行かれない。
釧路市街へ戻り、良さげな公園を見つけ、自転車の整備をする。夕暮れ時で子供達が大勢遊んでいる。根室ほどではないが釧路も寒い。曇りだと最高気温が14℃くらいまでしか上がらない。我慢して整備を終わらせる。そろそろブレーキシューも交換しなければ、次でタイヤ交換のタイミングなのでそこでやろう。今までで一番、整備後の調子はいい気がする。相変わらず後輪は少し振れているが...
今日も快活へ行くが、その前に洗濯と買い出しを済ませる。ホーマックが大きい。でかいホームセンターは見て回るだけでも楽しい。近くのゲームセンターにはDDRはなく、向かいのイオンにはイオンシネマがあった。最東端の映画館らしい。
明日も無事でありますよう、気を付けます。