【65】雄武-佐呂間

日の出岬の朝日の為に早起きしたものの、厚い雲が広がっていたので二度寝した。f:id:RSSHAKE:20210608064225j:image

結露しない日の撤収は外して畳むだけで本当に楽だ。その分自転車のチェックに時間を割ける。リアバックの取り付け部品が一つ無くなっていた。嵌め込み部品がなくなることに驚きながら、ビニールテープでとりあえずの処置を施す。

稚内、名寄、網走への交通要所である興部には、1980年まで鉄道が走っていたそうだ。写真は撮り忘れた。溜まった郵送物を出し、出発する。

紋別市に入ると坂ばかりだ。晴れなのに風がとても冷たく、それでいてジメジメだ。紋別の気候はそういうものらしい。国道から見える市街地風景はとても綺麗で、オホーツク海側屈指の港町だということがわかる。f:id:RSSHAKE:20210608065558j:imagef:id:RSSHAKE:20210608065711j:image
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当然、流氷博物館などは閉鎖しており、外から眺めるのみとなった。冬に見れる流氷は住んでる人の特権だろう。カニの爪やオホーツクタワーを見て紋別を後にする。f:id:RSSHAKE:20210608070010j:image
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湧別町から先には、サロマ湖を中心に大きな湖が点在する。今日の目的地はサロマ湖にあるキムアネップ岬キャンプ場なのだが、先日調べても閉鎖の情報は見当たらず、不安になりもう一度佐呂間町のHPを漁ると該当のページを発見した。どうしようか。とりあえず先に進む。芭露(バロウ)の町にかっこいい看板があった。大きい口という意味らしい。f:id:RSSHAKE:20210609205417j:image

サロマ湖を走る国道は5回アップダウンがある。一つ目は湖畔の道でパスできたが、以降はダメ。ヘトヘトになりながら道の駅サロマ湖の手前まできた。坂はあと一つ。湖畔に閉館したルートインホテルがある。なんとも不気味な雰囲気だが、まだ何も出なさそうだ。坂を登りきり道の駅に着いた。

音楽が爆音で流れている。2曲どちらもサロマ湖の歌だ。フォークソング調の歌がすごく耳に残る。「君のサロマ」、夜寝るまでずっと頭に残る良いメロディだ。https://youtu.be/djIcbT6gLMI

寝床を探さなければいけないが、サロマ湖に沈む夕日も見なければならない。道の駅にはなんとしてでもテントを張りたくない、そう思いながらさっき登った坂を歩いて下る。途中で良さげな場所を見つけ、まず一つはクリア。廃ホテルの横から今まで超えてきた丘が連なる風景が見える。f:id:RSSHAKE:20210609205652j:image改めてこの湖のデカさを感じる。そういえばサロマ湖は3番目にでかい湖で、霞ヶ浦の次にでかい。湖口は二つあるが、昔は東側の一つしかなく、西側の湖口を開削する際には反対もあったそうだ。開削した影響で牡蠣は取れなくなったが、ホタテの繁殖には適した環境になったそうだ。f:id:RSSHAKE:20210609205734j:imagef:id:RSSHAKE:20210609205759j:image

目星をつけていたところに戻り、設営を済ませ就寝。水の音が響く、何も出なければ良いが...
明日も無事でありますよう気をつけます。

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