【20】岩沼へ

道の駅の休憩所は夜になると空調が止まりとても寒くなる。今後は休憩室で夜を明かすなどしないようにしよう。

 

朝5時、睡眠時間30分くらいの状態で走り始める。冷たすぎて痛かったつま先に血が巡って温かくなる感触が眠気を誘う。直射日光もまだ朝なら心地いい。欠伸が止まらない。

 

休み休みで相馬港の公園につき、朝飯を作り休む。釣りをしているおっちゃんも椅子に座りながら休んでおる。おっちゃんが話しかけてくれた。釣りのことはよくわからないのであまり会話が弾まない。漁から帰ってきたであろう船を撮り出発する。

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38号線を北上しながら左手には綺麗に雪が残る蔵王連峰が見える。一度通った道だからか、あまりカメラを出さずに走ってしまう。この後も、写真を撮るのを結構忘れている。

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国道4号に合流し、岩沼市に入った。睡魔はまだ襲ってはこない。岩沼駅から少し離れたところに亀塚温泉というところがある。温かい風呂に入りたい。その一心。

この施設はJOCA東北という団体(Japan Overseas Cooperative Association 青年海外協力協会)が運営していて、3月下旬にオープンしたばかりだ。

ジムや会議室、保育園から高齢者通所サービスなど、市に住むすべての人の居場所として開設されたようだ。

すれ違う人々と会釈を交わし、風呂に入る。当然だがあったかい。触れてすぐ温かいのは嬉しい。

 

風呂から出て、今日の寝床をどうするかを考えなければいけないが、眠い。しかし来るまでに目星はつけてある。眠る。

 

30分ほどで目が覚める。移動を始める。

今夜から明日にかけては降水確率0%、河川敷でテントを張るのに適している。日が落ちる間際まで待ち、阿武隈川沿いの広くて少し高い河川敷にテントを張る。日本製紙工場の煙と夕日が綺麗に見えるが綺麗と思っていいものかどうか...

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始まって以来はじめての野営だ。あまりにも遅すぎる。何も起こらないことを願いながら19時には寝てしまったと思う。

 

明日も無事であります様、気をつけます。

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