色々行奴

【87】函館 整備と観光

函館山は全体が雲に覆われている。山頂からの夜景は戻ってきた時に見ると決めていた、しかし今日登っても絶対に何も見えない。昨日頑張ってみておけばと思いながら、天気予報を見ると翌日だけ快晴。今日明日函館に留まることに決めた。 1ヶ月半前に函館にや…

【86】長万部-函館

5時ごろ目が覚める。風呂に入りたくてしょうがない。写真整理などを済ませて8時過ぎに出発する。 八雲へ続く直線を走る。シャクシャイン古戦場碑へと曲がる道が、ちょうど片側交互通行区間で気づかず走り抜けてしまう。1時間ほど走り、遊楽亭と言う温泉宿に…

【85】伊達-長万部

昨夜の若者は花火の後始末もせず、そのまま捨てて帰っていったようだ。こんな市はさっさと抜けてしまうのが吉。昭和新山と洞爺湖は訪れたかったが、イカれた爺さんも集まってきて尚ここから離れたくなった為、早々に出発する。 長万部までは小さい峠を4回超…

【84】白老-伊達

ポロトの森キャンプ場のスタッフさんは、地元近くの出身だった。流れ着いていま白老で働いているそうだ。今日は土曜日、テントサイトはもう満員の予約が入っているらしい。昨日来ておいてよかった。大雪山を登るムキムキなヒグマの話は衝撃だった。 登別は自…

【83】苫小牧-白老・ウポポイ

明け方降っていた雨は朝8時過ぎに止み、霧が深い中、駅前のCOCOTOMAという施設を見に出発する。僕街の展示は変わらずあったが、パトレイバーのコーナーが新しくできていた。名前は知っているが見たことはない。近いうちに見よう。受付の人に声をかければ、僕…

【82】新冠-苫小牧

向かいのスペースにテントが4つもある、しかも一つは自分のと同じ物。何時に来たのだろう、全く気が付かなかった。 今日は苫小牧まで走るのだが、そこまでの写真がこれだけ。道中、路肩が非常に狭く大型車輌の往来が激しいので、止まるとめちゃ危ない。「SH…

【80・81】様似-新冠・判官館森林公園

昆布漁は5時半から始まる。その前に撤収をと思っていたが、起きたのはその時間。漁師の車が近くに6台止まっていた。晴れの日が少なく、昆布の育ちが悪いらしい。 夜露で濡れたテントを乾かす為に、親子岩ビーチキャンプ場の近くの公園に立ち寄る。途中、港の…

【79】大樹-襟裳岬-様似

霧は明け方まで出ており、寝袋は少し濡れている。学生の登校時間ごろには霧が晴れ、出発できる天気に変わった。曇り空を見ながら大樹町を抜ける前に、目を引くパン屋さんを見かけた。ぜひパンを買いたかった。 太陽が見え隠れを繰り返す天気に変わった。海沿…

【78】帯広-大樹

死役所を最新巻まで読んでしまい、寝不足だ。8時ごろまで帯広は雨が降り、止むまで仮眠してなんとか動ける状態に戻った。 南下しながら、帯広農業高校と畜産大学の前を通る。本当に高校の敷地が広い。畑も広く、西川と八軒が畑で芋を掘ってるシーンが思い浮…

【77】浦幌-帯広

5時半に起き、急いでテントを片付ける。目的地は銀の匙の舞台、帯広。遠くないのでゆっくり走っても余裕だ。 国道38号の途中、ワシが6羽飛んでいた。線路の向こうの草むらで餌を探しているようだ。電車が警笛を鳴らし鳥を退かすが、鳥は弧を描いて電線へ戻る…

【76】釧路-浦幌

朝から札幌で出没した熊のニュースと、さいたまで発生したネカフェ人質立て篭もり事件がずっと気になり、今日はあまり走った感じがしない。 途中、タンチョウを3羽見かけた。 パシュクルとは絶対に初見で読めない。 緩やかな登りの方が下り坂よりも楽だと感…

【75】釧路湿原・自転車整備

釧路に着いた翌日は1日滞在を予定していた。積算距離が3800kmで整備をしたいのと、釧路湿原を見たかったからだ。湿原へは少し坂を登るので、午前から向かい、帰ってきたら整備を済ます。 国道から北上し、小さな峠を越えて達古武湖を横目に細岡展望台へむか…

【74】根室-釧路

寝不足は治った、朝4時に起きて撤収する。準備中に夫婦さんが声をかけてくれた。車中泊しながら昔の旅行先を再訪しているようだ。黄色いユースホステルの手帳を見せてくれた。定年後も車中泊で一緒に旅行できるとは、とても良い夫婦だ。 約100km先の釧路に快…

【73】根室・納沙布岬

起きたのは宿を外出する予定の2時半。多分2時間しか寝ていない。荷物を全て部屋まで運んでいるので、今なら身軽に走れる。上着を着て納沙布岬へ出発する。根室は朝日が一番近い町と謳っているが、それにしたって2時台後半には明るいのは驚きだ。 気温は多分7…

【72】尾岱沼-根室

しばらく経ってしまったので、写真メインで... 尾岱沼の公園から少し先 快晴の根室湾 引き締まった馬 道の駅にあった四島返還叫びの像 ゆっぺ旅に出てくる「オネット」橋。オンネトウが正しいけどオネットの方が言いやすい。 根室市に入ると標識にロシア語が…

【71】中標津-野付半島-尾岱沼

ビジネスホテルマルワは入り口付近に格安の幟が大量に置いてある不思議な宿だ。いの一番で朝飯をいただき7時に宿を出る。今日も日差しが強い。中標津の街は、格子状に広がる畑の右下あたり、店が多く人も多い。網走以降走ってきた中で1番の街だ。商業施設も…

【70】羅臼-中標津

3時に起きたが、国後島は見えない。日の出は見れなさそうなので二度寝し、6時ごろ目を覚ます。どっと疲れを感じたが、しかし飯を食べれば無くなった。 このまま北へ行き、舗装路の終点、相泊(アイドマリ)まで行ってみるか。しかし、追い風だがそこまで17km、…

【69】斜里-知床峠-羅臼

世界遺産知床。半島で生きる動物の映像は、小さい頃の数少ない記憶。北海道で一番訪れたかった場所へ向かう。 4時半に起き、ホイールの振れ取りをやってみる。加減が難しい。完全に振れを取ることはできていないが、小さくはなったので完了とする。MSRのテン…

【68】女満別-屈斜路湖-斜里

昨夜は何故か寝付きが遅く、1時半ごろ寝て5時半ごろに起きた。今日も雲一つない快晴二日間お世話になった女満別野営場を7時ごろ後にする。 美幌町市街地までは直線で約20km、段々と太陽が上がり直射日光が強くなる。ちょうど学生の登校時間辺りに市街地に着…

【67】女満別 整備ミスストップ

青空が広がっている。今日はチェーンを交換したらここで一日休むつもりだったが、そうしてはもったいない、さっさとチェーンを交換しなくては。 約3100km、よくここまで持ってくれた。ピンを外し、スプロケットとチェーンリングを掃除する。次のチェーンはシ…

【66】サロマ湖-女満別

フライシートの裏はかなりの結露、加えて蚊がたくさん止まっている。片付けが面倒くさい。虫対策をせねば。 音楽のならない道の駅で支度をしていると、土浦ナンバーのキャンピングカーが止まっていた。夜の霞ヶ浦を走って抜けたのを思い出す。運転手さんは愛…

【65】雄武-佐呂間

日の出岬の朝日の為に早起きしたものの、厚い雲が広がっていたので二度寝した。 結露しない日の撤収は外して畳むだけで本当に楽だ。その分自転車のチェックに時間を割ける。リアバックの取り付け部品が一つ無くなっていた。嵌め込み部品がなくなることに驚き…

【64】枝幸-雄武

道南の江差と道北の枝幸、同じ読みの二つの町。枝幸ではそれを意識したポスターがあったが写真を撮り忘れた。 雄武町のキャンプ場まで走ったが、途中から雨に降られ写真が撮れなかった。 キャンプ場のおじいさんから昔の北海道の話を伺った。戦後一桁の時代…

【62・63】猿払-枝幸

猿払に着いた翌日は悪天候で動けなかった。テントが吹っ飛びそうな強風が夕方から明け方まで吹き続け、不安な夜明けだった。ようやく晴れ、撤収を済ませる。 道の駅で準備をしていると、稚内で一緒だったライダーさんとまた会った。知り合ったライダー同士が…

【61】稚内-宗谷岬-猿払

雑魚寝でも風と寒さを感じないのは家の素晴らしさだ。天塩からよく会う方の自転車を見させていただく時間が来るまで写真の整理をしたりする。 アラヤのツーリスト、落ち着いたフレームの色にクラシカルなバックが合わさった見た目は綺麗だった。チェーンの清…

【60】天塩-稚内

日の出は遂に3時台になり、夏が近づいたことを感じるが、ここの気温は5℃くらいでとても寒い。 カメラの標準ズームレンズのフォーカスが動かなくなってしまった。扱いの荒さがいけなかったのだろうか、それとも湿気なのだろうか、残念でならない。 曇り空に点…

【59】苫前-天塩

朝風呂はだいぶ久しぶりだった。昨晩は森進一のファミリーヒストリーを見ていたら寝てしまい、起きたらプロフェッショナルが映っていた。それ以降眠れずに朝を迎えた。 MVNOが鯖メンしていて通信制限が続いている。不便でしょうがない。確か郷土資料館は10時…

【58】留萌-苫前

風も雨も止んで、やっと留萌から出発できる。自分のテントの隣には炭がいくつか落ちていた。なぜ片付けずに帰れるのだろう。自然に還るとでも思っているのだろうか。 低温注意報が出ており、日が差しているのに寒い。留萌の中心を抜け海岸線に出ると向かい風…

【56・57】留萌悪天候ストップ

これから進む地域は晴れでいてほしいので、それまで黄金岬キャンプに留まる。 日本海側の夕日をまだみれていない。黄金岬の夕日は留萌を代表する景観だがそれは見れずに終わりそうだ。 いろんな食材を持ってきて焼いている方が声をかけてくれた。食事を分け…

【55】滝川-留萌

風がなくても雨が降れば寒い。早朝の列車の音で目が覚めた時にはまだ強く降っていた。 雨が止むまで写真を整理し、今日の経路を考える。このまま旭川へ進んでは、苫前に出るのがしんどくなるため、ここで内陸から離れ留萌に出る。 天気予報をでは、月末まで…